森田療法(1)

森田療法とは?

森田療法は、慈恵医大精神神経科初代教授の森田正馬博士が創始した、神経症の精神療法です。 神経症の根本にある不安や恐怖は、生きようとする欲望と表裏のものであり、人間にとって自然な感情なのです。しかし神経症の患者さんは不安や恐怖を「あってはならないもの」として排除しようとするあまり、かえってそれにとらわれて症状が発展するのです。  したがって森田療法では、不安をあるがままに受け入れながら、よりよく生きようとする欲望を建設的な行動に発揮することを目指します。そうすることによって症状への「とらわれ」から離れて、自分がもっと生かされてくるのです。

どんな人が森田療法に合うのか?

森田療法は、パニック障害、強迫性障害、心気症、対人恐怖や広場恐怖などの神経症に効果的です。  また軽症だが治りにくいうつ病に対しても、しばしば効果を発揮します。 特に神経質性格(内向的、小心、ものごとを気にしやすい、完全主義、負けず嫌いなどが特徴)の人で、自分の生活を立て直そうとする意欲を持った方に適する治療です。原則として精神分裂病や躁病には適用されません。

※慈恵医科大学森田療法のホームページより

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